お知らせリハビリテーションに関する活動2019年7月

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2019.07.30 UP
おたる潮まつりに参加しました!

7月27日(土)、銭函連合町内会&札樽病院でおたる潮まつりの「潮ねりこみ」に参加してきました。天候にも恵まれ、約1時間半小樽の街を踊り歩きました。踊りの練習や手作りうちわ、着付けや送迎、ねりこみ中の給水など、いろんな方たちのサポートを受けながら、無事に終えることができました。初参加のメンバーも多かったですが楽しいひと時となりました。
 

2019.07.23 UP
第14回 痛み

 

 

※HPリニューアルにつき、過去に投稿した記事を再投稿しております。

痛みは、図1上向きの矢印のように身体の組織から脊髄、(脳幹を経由し)、視床へと上行性に伝わり、大脳皮質痛に到達して痛みとして感じられます。
また、体の組織に痛みの原因がなくても、この経路のどこかで刺激されたり障害されたりすると痛みとして感じられます。

一方、脳幹から脊髄へ伝わる「下行性疼痛抑制系」という、脳幹から脊髄まで下行する経路もあります。
この系は軽微な痛み痛みとして感じずに済む働きをもつのですが、この系の働きが弱くなると、痛みに極度に過敏となり、通常は痛みと感じないような軽微な感覚も痛みとして強く感じる病的状態が出現します。
また、痛みが大脳皮質から辺縁系という感情を支配する大脳の領域へ伝わり、痛みだけでなくつらさ恐怖を感じるようになることもあります。

 

痛みに対する薬は、上記のどこに効くかグループ分けされます。
通常の痛みをその現場で軽減させる、昔ながらの鎮痛剤もあれば、視床への刺激で出た痛みを抑える薬、下行性抑制系が弱くなって出た痛みを軽減する薬、辺縁系への伝導を調節する薬などいくつかのグループがあります。

痛みの出た機序や症状を判断してもらいながら薬をうまく処方してもらいましょう。

 

 

次回、第15回は「痙攣(けいれん)」です。

 

2019.07.17 UP
銭函リハビリテーション学校を開催いたしました!

7月13日(土)、第3回銭函リハビリテーション学校が行われました。最近では、参加者の皆さんが知り合いの方に声を掛けていただき、銭函に限らず手稲区から来てくださる方も増えています。

今回は、41名のご参加があり、講義と体操の2部構成で行われました。1部は、当院・泌尿器科の田付医師より「夜間頻尿」の講義でした。高齢になると”トイレに行く回数が増えた”と実感することはありませんか?頻尿のメカニズムと原因を詳しく説明し、頻尿の対応策についてご紹介いたしました。2部は、体操です。徳島県の「いきいき百歳体操」を皆さんで行いました。椅子に座りながら足や腕を伸ばし、筋力の向上を図ります。なかなか一人ではできない体操も、みんなでやると楽しくできましたね!

次回は、8月10日(土)を予定しています。ぜひ、お知り合いの方にも声を掛けていただき、たくさんのご参加をお待ちしています!

2019.07.04 UP
日本言語聴覚学会に参加してきました!

2019年6月28日~29日、大分県で開催された第20回日本言語聴覚学会に当院の言語聴覚士が参加してきました。
「小児のお子さんの構音障害に対する新しいアプローチの方法を学んできました。当院でも取り入れていきたいと思います。また、地域社会で一人ひとりのお子さんを支援していく方法も学ぶことができました。他機関であっても、密に連携をとり、医療・教育・福祉の全てにおいて期間を開けずに連携をとる方法は大変勉強になりました。保護者支援の方法として、セラピストが専門家としてどうあるべきか、保護者がどのような支援を求めているかを具体的にご講演いただき、保護者に寄り添い、安心感を与えられるよう生かしていきたいと思います。」

2019.07.03 UP
北海道理学療法士学術大会で発表いたしました!

6月22日~23日、第70回北海道理学療法士学術大会で理学療法士の太田絵梨が口述発表をいたしました。テーマは「両大腿切断後、両義足装着にて移乗動作を獲得した一症例」で、症例が少ない両大腿を切断された患者さんへの関わりを報告いたしました。

「臨床家としての自分の考えをより多くの方に発信出来る貴重な機会であり、学び多い2日間でした。今後も治療に励んでいきたいと思います。」