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2022.01.07 UP
作業療法課の3つの視点をご紹介!!

こんにちは。作業療法士の荒井英俊です。札樽病院の作業療法課は、43名の作業療法士が在籍し、入職1年目から25年目までと幅広い経験年数のスタッフで構成されています。作業療法課では「人は生活行為をすることで健康になる」との信念のもと、どんな人生を歩み、何を大切にし、どんな生活を送りたいのかという「あなたらしさを尊重すること」をモットーに取り組んでいます。病気でやりにくくなった身の回りのこと(トイレや着替えなど)・家事・学習・仕事・趣味・地域活動などの生活行為を再び実現できるよう最善を尽くします。
詳しくは「リハビリテーション部」をご覧ください。

作業療法課では生活行為のしにくさを解決するために3つの視点を取り入れています。さてここで、皆さんは「ペットボトルのお茶が飲みにくい」という不便さがあった時にどのように解決しますか?手指の力を鍛えるといった「あなた自身」を変える視点もあるでしょう。他にも、100均などで販売されているキャップオープナーを使う、家族に頼むといった「環境」を変える視点や、お茶を飲む目的を満たすために急須で入れる、缶のお茶にするといった「方法」を変える視点もあります。


皆さんにも生活のしにくさは大小あるでしょう。そんな時には「あなた自身」「環境」「方法」を変える視点で工夫してみて下さい。生活がしやすくなりますよ。

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