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2025.05.27 UP
毎年健康診断は必要?健診するメリット・デメリット

 こんにちは。ケア・サービス部 健康医療コーディネーターの鎌田です。みなさんは、年に1度、健康診断をうけておられますか?
 人生100時代を健康に過ごすためには、健康的な生活習慣を心がけることが大切です。健診結果で異常がみられた項目によって、効果的な生活習慣改善の方法が違います。リモートワークをしている人、交代勤務をしている人など働き方やライフスタイルが多様な時代です。また性別や年齢でも健康づくりへの取り組み方は変わってきます。その為には、年に一度は必ず健診をうけるようにしましょう。

 健診結果には、健康を守る重要なヒントがつまっています。自分の現在地を知ることが生活習慣予防の第一歩です。

健診をして良いことって何?

健診は、早期発見・早期予防を目的としています。特に行政が推奨している特定健診は、心臓病や脳卒中などの生活習慣病の発症を予防することを目的とし、その原因となる動脈硬化のリスクを判定するメタボリックシンドロームに着目した検査をおこなっています。主に関係する検査の検査値が基準範囲から外れているほど動脈硬化が進んでおり、生活習慣病になりやすい状態となります。BMI(肥満指数)・血圧・脂質・血糖・腎機能は最低限知っておくことが大切です。その他、癌のリスクを含めた生活習慣予防健診やさらに詳しい人間ドックなど自分にあった健診を実施することをお勧めいたします。

デメリットはある?

健診のデメリットもあります。急性心筋梗塞や吐血などの急性病変を予見することが出来ない事です。健診結果に異常が無くても、急に発症することがあるのです。「健診で問題なかったのに・・・検診しても無駄なのではないか」と思ってしまうかもしれません。しかし、自身の健康状態を知り生活習慣の改善や早期治療をすることは、治療期間の短縮などメリットが多いのではないでしょうか?

当院では

生活習慣予防健診、特定健診、人間ドック、事業主健診等を行っています。各種がん検診も行っています。ご希望の方はケア・サービス部までお問い合わせください。

直通電話 (0134)62-4676

 

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