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回復期リハビリテーションの実績と取り組み2020年度

回復期リハビリテーションの実績

 

実績指数

実績指数とはADL(日常生活動作)の改善度合いを指標化したもので、回復期リハビリテーション入院料1では「40以上」が要件となっています。

在宅復帰率

重症患者受け入れ割合

重症患者改善割合

 

疾患別割合

 

患者さん一人当たり1日のリハビリ単位数

当院の取り組み

自動車運転再開に向けて

道路交通法により、脳卒中・脳外傷を受傷した方は、自動車運転再開に向けて十分に検査し免許センターに適正相談をしないと運転再開はできません。

当院では、患者さんの自動車運転再開に向けて評価・治療の質を高めています。入院・外来ともに対応しています。

  • 入院中の方
    主治医、担当医療相談員、担当療法士にご相談ください。
  • 外来でご希望の方
    評価の流れは下記の図の通りです。まずは、地域連携部・井幡までご連絡ください。

  • HONDAアシストナビ

    運転シミュレーター
    HONDAセーフティーナビ

    客観的に運転技能を評価できます。危険予測をしながら運転できるか等、机上では分からない評価を行っています。

  • SDSA

    SDSA
    脳卒中ドライバーのスクリーニング評価日本版

    車の運転に向けて認知能力を評価します。退院後、車の運転を希望する方に危険がないか、その他の神経学的検査も含め、安全に運転できるか評価しています。

  • 法律や運転再開に向けての流れについて、佐賀大学医学部地域医療科教育研究センターの堀川悦夫教授と連携を取り共同研究をしています。
  • 人工透析を受けている患者さんも実施できます。
  • 小樽自動車学校と連携しており、入院中に実車評価を行えます。
  • 入院中に免許センターに行くことができます。

 

高次脳機能障害のリハビリ

高次脳機能障害とは・・・

  • 高次脳機能障害とは・・・
    忘れっぽくなった
  • 高次脳機能障害とは・・・
    家事ができなくなった
  • 高次脳機能障害とは・・・
    気分にむらがある
  • 高次脳機能障害とは・・・
    気が散りやすい

など様々な症状があります。

脳卒中・脳外傷受傷後、脳の機能が低下すると起こり、日常生活が上手く行えなくなる障害です。見た目では分からないため、患者さんご本人や、周囲も気付かないことがあります。
十分な検査と診断、早期からの専門的なリハビリテーションが必要です。

当院では、検査と診断、リハビリテーション、環境整備、家族指導など社会復帰に向けて取り組んでいます。

  • 患者さんの評価、分析
  • 客員講師
    北海道大学院 医学部保健科学研究院
    澤村大輔 講師

    高次脳機能障害学を専門分野に持つ澤村先生をお招きし、療法士と共に定期的に患者さんの評価、分析をしています。