新しい年を迎えましたが、お子さまたちの変わらない元気な笑顔を見せてくれて、スタッフ一同ホッとしています。
早いもので、コパンの杜は開所して4年目を迎えることができました。日頃より、当事業所の運営に、ご理解とご協力を頂きありがとうございます。
今週は、みんなで絵馬を作成しました。今年はどんな一年になるかな?みんなの目標が叶うと良いですね!叶えましょう‼
幼児さんの作品です
頑張って絵や字を書いて作成しました。

児童さんの作品です
素敵な目標を考えてくれました。

まもなく新しい年を迎えようとしています。今年も、たくさんのお子さまと楽しい時間を過ごさせて頂きました。
今週は、新年に向けて「しめ飾り」を作りました。とっても上手に作れていました。事業所にも飾りたいですね( ^^)
児童さんの作品です‼



学童さんの作品です‼

来週はクリスマス‼ 児童さんたちは、クリスマスカードを作成しました。それぞれ持ち帰ったり、お友達と交換したりしました(^^)
みんなそれぞれ可愛く作れました(^_-)
サンタさんは何を持ってきてくれるかな。私には何が届くかな…

今月はクリスマス‼ 幼児さんも児童さんもそれぞれ素敵な作品を作りました。
幼児さんは、サンタさんの飾りを作成しました。みんな上手に折り紙を折ったり、貼ったりできました(^^)

児童さんは、ガラスペイントでフォトフレームを作りました。どんな写真を飾ってくれるかな(^^)/

札樽病院の脳神経外科・村井宏Drによる健康コラム「TIAと脳梗塞」を4回のシリーズでお届けします!
<第2回目>
血管閉塞や狭窄で脳血流が不足して脳が死んでしまうと脳梗塞となり症状は固定します。しかし血流が不足して脳が死にかけたものの、血流が再開して症状が消失してしまう事態もありこの状態をTIAといいます。TIAとは一過性脳虚血発作(Transient Ischemic Attack)の頭文字をとったものです。実例を見てみましょう。
【Bさん、70歳、女性】 糖尿病治療中。朝食の時に漬物をうまく掴めず呂律が回っていないと夫は感じていた。
しかし本人は「大丈夫」と言っておりすぐに元に戻った。夫はテレビで見た脳の病気の放送を思い出し、症状も似ていたので午前中に病院へ連れて行った。
左の内頚動脈に強い狭窄がありそのまま入院。点滴と飲み薬が始まり、数日後に狭い所を風船で拡げてステントが留置され自宅退院した。右手の使いにくさと呂律が回らなかったのは左脳のTIAの症状と考えられた。幸いにもBさんは無症状で脳梗塞を免れた。
ステントは細い管(カテーテル)から送り出された後、自分で広がる力を持った形状記憶合金でできており留置しても日常生活に支障は出ません。

このように血流が不足して、運動マヒや感覚障害、口のもつれなどの神経症状が現れるものの、脳細胞が死滅する前に血流が再開して短時間で症状が消失する状態がTIAです。しかし原因が解決されなければまた同じ状態が起こる可能性があり、今度起こった時には脳が傷んで脳梗塞になってしまうかもしれません。脳梗塞の全てにTIAの状態が存在するわけではありませんが、一時的にでも以下の症状が出た時には「放置しないで、病院に早くかかりなさい」というサインだと考えて下さい。
<TIAの症状>
- 手足に力が入らない
- しびれる
- 口のもつれや言葉が出ない
- 複視や視野狭窄
- 片目が見えない
- めまい
- 記憶障害
- 意識障害
11月10日、小樽市新光地域で介護予防の取り組みをされている「野の花体操教室」の皆さまへ、当院の作業療法士2名が認知症に関する講義をさせていただきました。
ソーシャルディスタンスを保ち換気と消毒を徹底し、前日に降った雪により足元が悪い中でしたが13名の方が参加されました。
今回は、「もし家族が認知症になったら?」をテーマに、認知症を発見する手がかりや、どこに相談すればよいか、どのように付き合っていくかなどについてご紹介いたしました。また、今からできる認知症予防として、頭を使いながら体を動かす「コグニサイズ」を皆さんと一緒に実践しました。意外に難しく、講師である我々も間違いながらでしたが、楽しく盛り上がりました。最後には、実際にご近所の方で認知症について悩んでおられるご相談や運動についての質問をいただき、コロナ禍の中、自宅でどのように予防していくかを意識できる有意義なひとときとなりました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました!


札樽病院の脳神経外科・村井宏Drによる健康コラム「TIAと脳梗塞」を4回のシリーズでお届けします!
<第1回目>
血管閉塞や狭窄などで脳血流が不足して脳が死んでしまうと脳梗塞となり症状は固定します。しかし血流が不足して脳が死にかけたものの、血流が再開して症状が消失してしまう事態もありこの状態を「TIA」といいます。TIAとは一過性脳虚血発作(Transient Ischemic Attack)の頭文字をとったものです。
実例を見てみましょう。
【Aさん、71歳、男性】高血圧を指摘されていたが薬は嫌いだと飲まず。風呂上りにテレビを見ている時に左目がかすみ右手でリモコン操作がうまくできなかったが、すぐに元に戻った。3日後、朝食の時に箸が使いにくかったが、5分ほどで気にならなくなった。1週間後パークゴルフで汗をかいて帰宅し入浴してビールを飲んで就寝。朝食に来ないので妻が起こしに行くと喋れず右手足が動かなかった。
救急車で病院へ搬送され、左の脳梗塞と診断された。梗塞は既に完成しており、その後に脳が腫れて頭蓋骨を外す手術を受け右麻痺と失語が残った。短時間あった左目のかすみ・右手がうまく動かなかった症状はTIAだったと考えられた。 Aさんの頚部の血管はとても狭く、左脳への血液が不足したりまた流れたりしていたものが、最後に脳梗塞になったと考えられた。TIAの時期に治療が出来ていたら・・・ 
このように血流が不足して、運動マヒや感覚障害、口のもつれなどの神経症状が現れるが、脳細胞が死滅する前に血流が再開して短時間で症状が消失する状態がTIAです。しかし原因が解決されなければまた同じ状態が起こる可能性があり、今度起こった時には脳が傷んで脳梗塞になってしまうかもしれません。
脳梗塞の全てにTIAの状態が存在するわけではありませんが、一時的でも以下の症状が出た時には「放置しないで、病院に早くかかりなさい」というサインだと考えて下さい。
<TIAの症状>
- 手足に力が入らない
- しびれる
- 口のもつれや言葉が出ない
- 複視や視野狭窄
- 片目が見えない
- めまい
- 記憶障害
- 意識障害
回復期リハビリテーションの、改善度合いを表す実績指数、重症改善率、在宅復帰率、患者様一人当たりの1日平均リハビリテーション提供単位数の実績を更新いたしました。下記URLからご覧いただけます。
実績と取り組みURL
札樽病院の回復期リハビリテーションでは、オンラインで、患者様との面会や必要に応じて、療法士や看護師からご家族へ介助方法をお知らせすることができます。また、患者様のストレス解消のために、感染対策をしっかり行い、フィジカルディスタンスを保ちながらレクリエーションを行なっています。
皆さん、骨粗しょう症という病気はご存じですか?
骨粗しょう症とは骨量が減少することにより骨構造の変化が起き、骨折しやすくなってしまった骨の状態のことを指します。もろくなってしまった骨は小さな衝撃にも傷つきやすいので、椅子に座った時の衝撃で背骨が骨折してしまうということもあります。
「最近伸長が縮んだ、または背中が丸くなった」、「些細なことで骨折したことがある」、「家族に骨粗しょう症の人がいる」、「運動や外出する頻度が少ない」、「閉経を迎えた(女性)」、「1日に日本酒を3合以上飲む」、「どちらかといえばやせ型」、「煙草をよく吸う」これらは骨粗しょう症セルフチェックポイントになります。1つでも当てはまる場合は骨粗しょう症の可能性がありますので、受診をお勧めします。

骨粗しょう症は誰にも起こりうる疾患です。以上の3つのポイントを日常生活に取り入れながら、骨粗しょう症を予防していきましょう!